松本での「染織の素材+作品+道具展」盛況でした

長野県松本市にある中町・蔵シック館で5月25・26日に開催されたイべントでは、大勢の方においでいただきありがとうございました。
今回は福島の繭・真綿・手つむぎ糸をメインに販売致しました。展示作品は全国唯一の入金真綿や震災後初めての納品となる手つむぎ糸、昨年10月の手しごと展に展示した茜染めの振り袖を展示しました。
純国産の手つむぎ糸に関心をもって下さる方も多くいらっしゃる事に大変嬉しく思いました。又、繭は知ってるが真綿は木綿の綿(わた)だと思っていた方が多かったことには驚きでした。良い機会でしたので、女性にはアミノ酸18種類のたんぱく質が肌を活性化させ美容に良いことや、美術・造形の学生さんには真綿の秘めたる可能性など熱く語ってしまいましたが、少しでも福島の純国産の手間暇かけた絹真綿の良さを知っていただけたら幸せです。
着物の織元さんや、趣味で織物をしている方々に紡ぎ糸をほめていただいたことは今後の私達の大きな原動力になりました。本当にありがとうございました。


結城紬の織元さんに収める予定の真綿から紡いだ糸です。太さは190デニールから230デニール


絹真綿を草木染めしてから手紡ぎした糸は光沢があり糊付けせずに織れます。


純国産の角真綿、入金真綿、繭(福島県産)


真綿を草木染めし、紡いで織った茜染めの着物。


羊毛コーナーも設けました。


今回の会場になった中町・蔵シック館と代表の下村さんです。
下村さん、遅くまでお疲れ様でした。


会場では、結城紬に収める手紡ぎ糸を見て、購入したいと言ってくださった方もいらっしゃいましたが、なにぶんにも今の段階では量産ができないため後日、体制が整いましたらブログにてお知らせしたいと思います。