平成25年度 寺子屋おりをり 第二回

今年度二回目の寺子屋おりをりは『夏の夜空と博士と君と!!』と題して7月20日に中野にある工房にて行われました。


講師は現力研究開発機構から3名の研究者の方に来ていただきました。



当日は雲がかかり天体観測にするにはあいにくの天気となりましたが、雲の切れ間から時折見れていたので様子を見ながら天体観測をすることに。






その間の待ち時間を使って工房の中では、研究者の講師お二人によるスライドショーを使った課外授業が行われました。



課外授業では研究者の方がそれぞれに用意していただいたスライドショーを使い、普段の授業では教わらないような内容に子供達も興味津々。



最後の質問タイムでは、素朴な疑問から核心を突いた質問までどんな質問にも一つ一つ答えていただき、子供達も研究者の方達の話を真剣に聞いていました。


中には小中学生には難しい話もありましたが、参加していた保護者の方やスタッフの大人達の方も熱心に聞き入っていて、質問タイムでも子供たちに混ざって質問をするくらいの好評ぶりでした。



スライドショーがひと段落した頃、ようやく雲の合間から月が顔を出し始めたということで、参加者おまちかねの望遠鏡での月の観測スタート。


タイミングを見計らいながら順番に望遠鏡を覗き込むと、そこには月の輪郭とハッキリと浮かび上がるクレーターの数々が。


初めてみる鮮明な月の表面に、大人子供関係なく大興奮。


普段では経験できないような体験に子供達にとってもいい思い出になったと思います。


今回は最後の最後まで観測できるかどうか心配されましたが無事に月の観測もでき、よい一日となりました。
今後、機会があれば今回できなかった星の観測なども出来たらと思います。