「工房おりをり教室 手しごと展」まもなく開催!

工房おりをりのメンバーがつくった作品をご紹介する「手しごと展」。今年で3回目の開催となります。今回は、福島をはじめ日本各地で「日本の絹」にこだわって磨かれてきた技術の数々も展示します。古くて新しい日本の技を、どうぞじっくりご覧ください。



□□■日時 2012年 10/3(水)〜10/7(日)open 10:00〜17:00 
                              *最終日は15:00まで    入場無料
□□■場所 旧堀切邸(〒960-0201 福島県福島市飯坂町字東滝ノ町16 TEL・FAX 024-542-8188)
  駐車場は旧堀切邸HPからご確認くださいhttp://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/17/914.html
□□■展示 
ー教室生徒の作品 織物、草木染め、手紡ぎ糸、羊毛クラフト・・・
ー工房主催 鈴木美佐子の作品
「茜染 絹の振袖」・・・茜は夕焼けの色。「夕焼けは晴れ」の言葉通り、福島の明日が明るいものであるよう願いを込めて、福島の茜と絹で織り上げました。
「Made in Fukushima ウェディングドレス」・・・川俣町産シルクと羊毛を使用。ふたつの天然素材のマリアージュです。
ー福島の真綿で紡いだ糸


□□■特別展示
ー“世界一細い糸”の織物
福島県川俣町の齋栄織物が開発した「世界一の糸」は、髪の毛の約6分の1という細さ。この糸で織った布は、その軽やかさからフェアリー・フェザー(=妖精の羽)と呼ばれています。世界が注目する川俣シルクの真髄をご覧ください。
ー入金真綿
真綿とは、繭でつくった綿。繭を灰汁を入れた湯でやわらかく煮ほぐし、ひとつひとつ手で広げたものを6〜7個分重ねて一枚の真綿ができます。これを紡いで糸を取るほか、そのまま布団や着物のなかに入れて保温性を高めるためにも利用されます。福島県保原町は、真綿の生産量が日本一。なかでも関根商店がつくる「入金真綿」は、結城紬の実に99%に使用されている質の高いものです。


□□■ギャラリートーク
ー下村輝氏京都市 下村ねん糸代表 日本竹筬技術保存研究会代表)
10/4(木)
11:00〜12:00「テーマ:世界の繭などいろいろ」
13:30〜14:00「テーマ:糸の話いろいろ〜初心者から上級者まで〜」
絹糸のつくり方から使い方といった実践的な内容から、伝統の保存にまつわる取り組みまで、幅広く専門家ならではの視点で講演いただきます。


福島県真綿協会会長 関根寛氏保原町 まわた夢工房 関根商店)
10/5(金)
11:30〜12:00「福島の真綿」
福島県北地域は昔からの養蚕どころ。福島の養蚕・絹織物の歴史とこれからの展望をお話いただきます。



□□■ワークショップ
ー糸紡ぎ〜羊毛 真綿〜
ーニードルフェルト〜みんなで1枚の絵をつくろう〜
*無料 随時受け付け



*最終日には交流会を予定しております。お気軽にご参加ください。
 参加出来る方は町工房おりをり090-6624-5206までご連絡ください。
 場所 旅館つたや(飯坂温泉駅前)   会費 2500円